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京成高砂、金町線に覆われる前の光景

京成電鉄の都内の一大ジャンクション・京成高砂。
青砥から続いてきた複々線を
船橋・津田沼方面への本線と
成田スカイアクセスに続く北総線と
柴又を擁する金町線と
さらに車庫への線路と
なんと4方向へと線路を振り分けます。
以前は全て平面での分離でしたが
成田スカイアクセス=北総線周りの成田空港行き
が運行開始になるにあたり
4番線上で折り返し運転していた
金町線がネックになってしまったんでしょうね、
運転本数確保のために
金町線は本線系統とは分断された運転に切り替えられました。
そのため金町線は
本線上を覆うように新たに作られた
高架ホームに引っ越してしまいました。
それ以来
高砂を発車した列車は
しばし日陰を走ることに・・・。

そうなる前の
まだ駅成田方に陽が届いていたころのカットが出てきました。
まずは
今はなき初代3000系列の3200形。

本線上と車庫の奥の方に白い顔が見えています。
車庫の奥から高砂始発西馬込行きとなる3200形が出てきました。

3番線から本線へポイントを渡っていく
3700形の飛行機マーク付き特急。
始発駅はどこだったのでしょう?

京急からやってきた東京都の5300形。
車庫に引き上げていく後ろ姿。
LEDでも飛行機マークを掲出していたんですね。

最後は
当時の主役・AE100形によるスカイライナー。
当然本線経由でした。

こうしてみると
撮影向きの光線状態のいい駅だったんですねぇ・・・。
残念ながら
この光線状態での撮影はもう出来ません。
金町線が上に乗っかっちゃいましたから。
初代3000形もAE100形も・・・。
もうすでに引退しちゃいましたから。

特別な日でも
特別な列車が走る日でもありませんでしたが
こういう普段の光景が愛おしくなる時がくるのですね。
写真は普段からマメに撮っておくものだ。
つくづく思い知らされたカットたちでした・・・。

1999年か2000年ころ
京成電鉄 京成高砂
canonEOS-3 EF70-200mmF2.8L USM

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