今回北海道を訪問するのにはいくつか理由がありました。
そのうちの１つ。
北海道新幹線開業で廃止の方針が出された
函館本線「山線」長万部〜小樽の現状を見ること。
そういえば
ここを最後に通ったのは
C623の最終運行日1995年11月3日。
・・・29年前か・・・。
その後「北斗星」や「はまなす」で札幌以遠に行ったことはありましたが
山線を経路に選ぶことはありませんでした・・・。
というわけで
反省の念も込めて
長万部から小樽まで各駅に立ち寄ってみることにしました。
数回に分けてやって行きます。
まずは１駅目・二股。
国道5号線からほんのちょっとだけ入ったところにありました。
貨車の車体を利用した待合室のみの駅。
１面１線のシンプルな駅でした。
ポツンと点いた照明と
月の明るさが
寂しさを倍増させていました。
２駅目・黒松内。
この手前に廃止されてしまった蕨岱駅があったはずなのですが
こんなトワイライトでは判別もつかず・・・。
で、黒松内です。
駅の手前から
立派な図書館（ふれあいの森情報館マナヴェール）や
キレイな旅館が視界に入り
自分的には長万部よりも栄えているように見えてしまいました。
が、無人駅になってもう10年以上経つそうです。
かつては特急北海・急行ニセコも停まった駅。
あ、今でも臨時特急ニセコが停まるんですね。
待合室やトイレがきれいに保たれているところには頭が下がります。
３駅目・熱郛（ねっぷ）。
闇の中に山小屋のようなキレイな三角屋根の駅舎が出迎えてくれました。
聞こえてくるのは虫の声だけ。
時々シカの雄叫びが聞こえてビビりましたがw。
ここで初めて乗車待ちの方を見かけました。
時刻表を見てみるとまもなく長万部行きが来るよう。
しばしののちH100形がやってきました。
乗った方はいたけれど
降りた方はいなかった。
もうトワイライトタイムも過ぎ
列車もやってくるのは数時間後。
今日はこの近くの道の駅・くろまつないで仮眠するか・・・。
・・・と思ったのですが・・・
さすが連休初日。
キャンピングカーだらけで
広くない駐車場は結構な混雑・・・。
というわけで
混雑が大嫌いな私は
さらに先を目指して残業となったのでした・・・。
さて
この日はどこで仮眠することになるのか・・・。
乞うご期待？
2024年10月12日
函館本線 二股、黒松内、熱郛
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