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函館本線山線をたどる(2)目名・蘭越・昆布

函館本線「山線」長万部〜小樽の現状を見る旅、第2弾です。
前回の熱郛まできた段階で日没。
今日はここまでか・・・
と、寝床候補地に向かったのですが
時はスポーツの日と絡んだ3連休、
第一候補の道の駅・くろまつないは結構な混雑。
・・・混雑嫌いの私はギブアップ・・・。
次なる候補地へと向かったのでした。

4駅目・目名。

第2宿泊候補地の手前にこの駅がありました。
民家がポツポツとしかない暗い集落の中に
暖かな電球色の照明が窓から漏れていました。
右上の明るいのは月です。
ホームに行ってみると
人がいないのが不思議に感じるような光景でした。

自分が踏みしめる砂利の音しかしない静寂の夜。
自分だけを残して他の人たちが忽然と姿を消してしまった
なぁんて
ホラーなドラマのワンシーンに紛れ込んでしまったような
そんな錯覚に囚われてしまいました。

で、
この最寄りの道の駅・らんこしふるさとの丘
に行ってみたのですが・・・
貸切でした。
しかし、あまりにも真っ暗。
施設の営業が終わって暗かった、というのもありましたが
周囲に何の建物もなく
街灯さえも超まばら・・・。
こりゃちょっと空きすぎだ。
というわけで
ビビリな私はさらに第3候補地へと向かうのでした・・・。
そこまでの間にまだあと2駅あるようなので
取材も続行です。

5駅目・蘭越。

ここも駅周辺は街が機能していました。
煌々と明るくキレイに保たれた待合室。
ゴミひとつ落ちていない駅構内。
安心して渡っていける対向ホーム。

本当に
人がいないのが不思議なくらい。

やはり主役=列車が来ないことには、ということか・・・。
さて
さらに進みます。


6駅目・昆布。

なぜか駅名が外されたのか消されたのか
痕跡ははっきり見えているんですが・・・。
ここで久しぶりに列車の時間にシンクロしました。

長万部行きのH100形でした。
数人降りて1人乗車。
国道のすぐ脇なので
車で送られてきていましたね。
後ろ姿を見送ろうとカメラを向けたら
これに目が行ってしまいました。

SLの停止位置目標?
C62がいなくなった後も
C11が走っていたんでしたっけ。

さてさて
今度こそもう寝るぞ、
というわけで
道の駅・ニセコビュープラザへ。
・・・なんか全然遠くに来た気がしなくなる名称だな・・・。
停まっていた車の台数は多かったけど
駐車場自体が広いので密集感はゼロ。
青森からスタートしたこの日はここで終了とすることにしました。
明日も函館山線たどりを続行します。
つづく。

2024年10月12日
函館本線 目名、蘭越、昆布
canonEOS R5 RF24-105mmF4L IS USM

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