昨日の根府川の記事の続きです。
根府川には何しに来たか?
それはもちろん
「寝台特急撮影」。
20世紀末(1990年台後半)は
少し前の北斗星やトワイライトエクスプレスの登場もあって
寝台特急=ブルートレインに
まだ華やぎの残っていた時代でした。
というわけで
懐かし〜い、の勢いに任せて行ってみましょうwww。
山型ヘッドマークも勇ましい「富士」です。
オハネフの次にオロネが入っているあたり
24系25型の末期の頃だなぁとわかります。
オロネの定位置はカニの隣
というパターンが長かっただけに違和感感じましたねぇ・・・。
2本目は「はやぶさ」です。
今では東北新幹線の方でのはやぶさが
世に広く知られるようになりましたが
私のような世代だと
こちらの方がなんかほっとします。
カニ24のバックショット。
電源車のディーゼルエンジンの轟音も懐かしいです。
この頃は
富士、はやぶさとも運転区間が短縮されて
それぞれ大分、熊本が終点になっていました。
ついでに撮っておくかぁ・・・
みたいなノリで撮ってた
スーパービュー踊り子251系。
まだ登場時のカラーですね。
この車両も鬼籍に入りました。
ついで・・・なんて言っててごめんなさい・・・。
最後は大トリ「さくら」です。
あれ?「みずほ」は?
と思われる方もいるかと思いますが
この頃はもう廃止されてたはず。
調べてみたら1994年に廃止になっていました。
そうだ
廃止になる前に
広島からオロネ14に乗りましたっけ。
その廃止の影響もあって
この頃のさくらの編成は
長崎編成も佐世保編成も共通で
カルテット(4人個室)こそ外されてましたが
どちらにもオロネ14とオシ14が連結されているという
なんとも豪華な組成になっていました。
もっともこの頃は食堂営業はやってませんでしたが・・・・。
このカットでもその2両の存在がわかりますね。
そのオシ14のサイドビュー。
側廊下部の高い窓が食堂車のアイデンティティ?
今回のカットが1999年の夏頃だとわかって
この年のことを調べてみました。
この年の12月のダイヤ改正で
はやぶさとさくらの併結運転が始まっていたんですね。
その際佐世保行きは廃止になっています。
そこでの興味深い点は
24系25型のはやぶさと14系のさくらを併結するということ。
え?繋げて大丈夫なの?
とドシロートはたまげたものですw。
その後はやぶさも14系になっちゃいましたから
短期間の姿だったことになりますね。
・・・撮ってあったかな・・・汗
1999年の夏は
単独運転のブルートレイン最末期だった
ということですね。
そのことをわかって撮りに行ってたのかどうか
今となっては定かじゃありません。
が
貴重な姿になってしまったことは間違いありません。
懐かしさの掘り起こしのお手伝いになれば
ということで
夏の根府川ブルートレイン三昧の休日でした。
1999年ころ
東海道本線 根府川〜早川
canonEOS-3 EF70-200mmF2.8L USM