かつて本州と北海道を結ぶメインルートは
青森から函館を結ぶ国鉄の青函連絡船でした。
(こちらは青森に保存されている八甲田丸)
先日引っ越しの際に掃除した時に
こんなものが発掘されていました。
今も残ってたら躊躇することなく
青森駅からコレに乗ってたんだろうなぁ・・・。
しかし、
令和の今、北海道に行く、となったら
空飛んで行く人がほとんどでしょうw。
新幹線も函館まで開通しましたが、
本数もそこそこだし、
何よりもっと遠くまで行きたい人が多いはず。
飛行機だと稚内や釧路でも
羽田から乗り換えなしの便がありますからね。
ですが、
私のように飛行機が「やだ」という人も少なからずいるはず。
今回私は北海道旅行を企てたのですが、
最初は「はやぶさ」での渡道を考えておりました。
しかし、
計画実行数ヶ月前から
まぁトラブルが相次ぐこと相次ぐこと。
はやぶさとこまちの離別劇が鉄路断念の決定打となりました。
北海道に入る前に計画狂わされちゃかなわん!
が、
飛行機はやだw。
というわけで、最後の手段です。
車+フェリーという選択肢になりました。
車ならば経路上にトラブルが発生しても迂回は可能だし
船ならば沈没してもなんとか逃げられるw。
飛行機じゃ逃げようがないですからねぇ・・・。
というアホなものさしで決定しましたwww。
前回までの記事は
フェリーに乗る青森までの道中での寄り道
というわけだったのです。
さて
フェリーを予約しようとしたところで、はて、と。
航路は青函連絡船にならって青森〜函館と決めていたのですが
津軽海峡フェリーと青函フェリーの2社があるそうで。
調べてみると、
運賃は大きな差はなし。
しかし、大きく異なる点を見つけてしまいました。
船の大きさです。
津軽海峡フェリーは8,800t級。
これは青函連絡船と同規模。
青函フェリーは2,000〜2,900t級。
ど素人的に考えて
デカい船の方が揺れないだろう!(ほんとか?)
という判断を下して
津軽海峡フェリーを利用することにしました。
ちなみにこちらが青函フェリーです。
やっぱりちょっと小ぶりに見えます。
あとでわかったのですが、
青函フェリーは自家用車よりトラックの利用が多いそうです。
フェリー、というと桟敷で雑魚寝的なイメージがありますが、
こんなテーブル席もあったのでこちらでくつろぐことにしました。
天気も良かったので快適快適。
同じ津軽海峡フェリーの船ともすれ違いました。
津軽海峡通過時だけ
若干「揺れてる?」というくらいの揺れがありましたが
船酔いするほどでもなく。
いやぁ、
船を選択して正解でした。
海を渡る涼やかな風や、やっと柔らかくなってきた陽射し。
コレは飛行機や新幹線では絶対味わえない旅の醍醐味ですわw。
さて
青函連絡船とほぼ同クラスの船、ほぼ同じような航路で、
函館山も見えてきて、
気分が盛り上がってきたところで北海道上陸です。
車、満載でしたね。
北海道撮影はどこから始まったか?
次回をお待ちください。
2024年10月12日
津軽海峡フェリー船上ほか
canonEOS R5 RF24-105mmF4L IS USM
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