この日も夜明け前から活動開始です。
渡道初日は函館から山線沿いにニセコまで。
2日目は山線から札沼線、留萌本線へ。
3日目は留萌本線、深名線、そして名寄へ。
そうか、もう4日目かぁ・・・。
と、寝ぼけまなこで宗谷本線沿いを南下して行きます。
1駅目。瑞穂。
仮乗降場のような作りでしたが
きちんと明かりが灯っていました。
2駅目。士別。
街は碁盤目状なのに
宗谷本線の線路は斜めに横切っているちょっと変わった街。
駅舎の中をのぞいてみると・・・
塩狩?
自分の駅ではなく、他の駅の宣伝?
一番最寄りの有人駅がここなのでしょうか?
ま、確かに対応する人がいなければ記念切符は売れませんわな。
3駅目、和寒。
だんだん夜が明けてきて
空が明るくなってきました。
この駅も待合室は明るくキレイに整備されていました。
で、士別駅と同じように塩狩駅のフラッグが。
描かれているのは「塩狩峠」の主人公か・・・?
和寒は無人駅なので
記念切符の発売駅の案内が追記されていますね。
さて
次はいよいよ4駅目・塩狩。
三浦綾子さんの小説・塩狩峠でこの駅の存在をご存知の方も多いでしょう。
自分も読みましたが、はて、何十年前だったか・・・(おい)。
駅舎の中は掲示物だらけでした。
ははぁ、記念入場券は売っている駅によってデザインが異なるようです。
峠の頂上にあるこの駅。
右を見ても
左を見ても
山、山、山・・・。
最近は具体的な乗降人員のデータがないようですね。
今は和寒町の管理になっていて
その費用はふるさと納税や募金・寄付で賄っているとか。
駅の維持というのはここまで過酷になっていたのか・・・。
さて
ここで上下の列車の交換があるようなので
これ幸いと思いスタンバッていたのですが・・・
まず上り320Dがやってきました。
H100形DECMOの3連。
真ん中の車両はラッピング車でした。
さて対向・下り321Dは・・・
・・・来ませんね・・・。
また遅延か?
そう思っていたら
ほぼ定時で320Dは出発して行ってしまいました。
・・・こりゃ相当遅れてるな・・・。
そう思っていたら
駅の向こうから何やらケモノの雄叫びが・・・!
遅延した列車を待つより
次に行ったほうが良さそうだな・・・。
ビビリな私はそうすることにしました。
街中の士別や和寒と異なり
峠の頂上の塩狩は
ケモノの気配はあれど人の気配は皆無でした・・・。
2024年10月15日
宗谷本線 瑞穂、士別、和寒、塩狩
canonEOS R5 RF24-105mmF4L IS USM
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