西九州新幹線の開業に合わせて行われた
9月23日のダイヤ改正。
長崎本線・佐世保線の輸送体系が大幅に変わりましたが
もう1つ変わったものがありました。
江北駅。
私のような九州に住んでいない鉄道ファンには
元・肥前山口、と言った方がピンと来ます。
住所を改めてみてみると
佐賀県杵島郡江北町山口
というのだそうで。
今までの駅名は
町の名前でなく、字の方を名乗っていて
今回「字の名前」から「町の名前」に昇格した、ということになるんでしょうかw。
肥前山口。
鉄道ファンとしては
長崎本線を行く列車と佐世保線を行く列車の分割併合駅
というイメージが強いのではないでしょうか。
寝台特急「さくら」
寝台特急「あかつき」
そして今も活躍中の「かもめ」「みどり」
そのどれもがこの駅で停車して
分割併合作業を行なっていました。
残念ながらその光景をナマでみることはできませんでしたが
さぞや賑わっていたことでしょうね。
そして
新時代の新幹線の世となって
駅名を改めるに至りました。
ダイヤ改正直前には
振り子で飛ばせる885系との運転時分を少しでも詰めるために
787系使用列車はこの肥前山口を通過させていたものもあったとか。
色々と変化は続いていたんですね。
この広い構内には
分割された編成を牽引する機関車が待機したりしていたんだろうなぁ・・・。
そんなことを跨線橋の上から想像しておりました。
2022年9月11日
長崎本線 肥前山口(現・江北)
canonEOS R5 RF24-105mmF4L IS USM