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京成3000形、階段のある踏切を通過

最近夜中に鉄道映像を流していることが多々ありますね。
先日も
地元・京成の前面展望と沿線風景が放送されるというので
しっかり録画しておいた次第。

後刻見ていたら
あ、この光景って珍しいものなんだ
と気付かされる場面がありました。
それがこれ。

階段を登らないと通れない踏切。
同じような作りの踏切が
船橋競馬場と谷津の間に2箇所ありました。
スロープは後から設置したのでしょうけれど
基本歩行者専用、でしょうね。
自転車に乗ったままだと上りも下りも厳しそうだなぁ・・・
新聞屋のお兄さんはバイクに跨ったまましれっと通って行きましたけどw。
画面右側は国道14号。
大昔はこの国道より南側はほぼ海、東京湾でした。
古い地図を見ると
この辺りは荒地のマーク。
荒地、というより湿地だったんじゃないでしょうか?
もっとも
谷津のあたりは塩田があって
その跡地が谷津遊園になったり
という話は小さい頃から聞かされていましたので
地面は低かったのだろうな
というのは容易に想像できていました。
その際(きわ)に敷設された京成。
ある程度高く盛らないと線路沈んじゃいますからね。
そんな関係で
高い内陸側と低い海岸側とを結ぶため
苦肉の策で誕生した階段なんではないかなぁ
と個人的には想像しております。
海は遠くになりにけり。
京成の車内からも海が望めた時代に
思いを馳せてみました。

2024年5月28日
京成本線 谷津〜船橋競馬場
canonEOS R5 RF24-105mmF4L IS USM

#階段のある踏切
#東京湾
#RAILRAILRAIL

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