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南紀6号で紀勢本線をいざ北上(2)

暑さに負けて
新宮からは特急南紀のお世話になることにしました。

特急、というには
もうちょっと風格が欲しい2両編成。
あぁ
でも今年は
そんな2両編成の特急に結構乗ってましたっけ。
四国でお世話になった
宇和海、あしずり、むろと、剣山、
山陰でお世話になった
スーパーおき、
そして
今回の南紀、か。
ローカル特急の復権、
なんとかならんものか・・・。
とは思いつつも
いざ乗ってみると
始発(紀伊勝浦)から2駅目にして
もうほぼ満席。
あら、
2両編成は適正なのか?
なんだかよくわからないまま
南紀6号は定時に新宮を発車。

熊野川を渡ると
西日本エリア&和歌山県ともおさらば。
名実ともに東海エリアに進み始めました。
小さな駅をガンガン飛ばし、
あっという間に熊野市。

この辺りまでは
紀勢本線も国道も
海沿い一直線の線形のいい区間ですからね。
熊野市を過ぎると
途端に地形・線形は険しくなり、
その一方で
目を見張るような光景が広がることが増えてきました。
新鹿の海岸などはそのいい例でしょう。

そして
風景が目まぐるしく変わるので
なかなか撮れませんw。
落ち着いて撮れるのは
駅に停まった時くらいですわ。
尾鷲から老夫婦が1組乗車し、

紀伊長島では
熊野市から乗った人が早くも消えていました。

紀伊長島を出発するとすぐに
かつて難所と言われた荷坂峠へ。
HC85系は
エンジンの唸りこそ強くなりましたが、
大してスピードを落とすことなく
グイグイ登っていきました。
で、
あっという間に三瀬谷。

学生時代、普通列車のここでの長時間停車を利用して
入場券を買いに行ったりしていました。
昔はそうやってあちこちで硬券入場券を入手していましたっけ。
ふと
栃原で運転停車。
・・・なんか長いな・・・。
待ちくたびれた頃に
対向の南紀がやってきました。

相手の遅延の影響で
こちらも遅れるか?
と思われましたが、
右手から参宮線が合流してくる
多気に着く頃には定時になっていました。

非電化区間ならではの
こういう光景、いいですね。

車窓に伊勢エビ・・・

いやいや
伊勢志摩ライナーが見えてくると
松阪に到着です。
南紀乗車はここまで。
そう
ここからのある作戦のために
特急を選択したのでした。
さて
その作戦とは?
次回に続きます。

2025年9月6日
紀勢本線 新宮〜松阪 特急南紀6号車中
canonEOS R5mkⅡ RF24-105mm4L IS USM

#南紀
#紀勢本線
#HC85系
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