美濃町線の旅、最終回です。
廃止予定の末端区間・新関〜美濃の乗車を終え
新岐阜に戻ります。
先ほどは一目散にやってきてしまったので
どこかで降りてみましょう。
なんてことない道端の駅、
上芥見で降りてたようです。
都会ではないところで見る併用軌道。
古い写真では
昔はあちこちに存在していたことを教えてくれていましたが
いざ現代のホンモノを目の当たりにすると
感動を通り越してビビりますwww。
いずれこのカットも
あぁ20世紀っぽい写真だねぇ
などと言われるようになるのか・・・。
センターラインもないような道路に
路面電車が走っている。
その不思議な光景の中を
新関行きのモ880が去って行きました。
しばらくすると新岐阜行きがやってきました。
おぉ
乗りたかったモ600です。
しかし見れば見るほど馬ヅラ・・・
いやいや、細身のスリム電車w。
屋根上の四角い箱はクーラーのように見えますが
床下に収まらなかった抵抗器等の機器ではなかったかと。
乗車すると転換クロスシートに座れましたが
確かあちこちの窓が開いていたと記憶しています。
しかし
こんなに幅の狭い電車なのに
1+2ではありますが
転換クロスシートを装備した電車をこしらえる。
登場当時は転換クロスシート装備車が大多数だった名鉄としては
至極当たり前の選択肢だったのでしょうか。
こんな末端区間まで当時の企業ポリシーが行き渡っている、
なんかしっぽの端っこまであんこびっしりの鯛焼きのように
ものすごく得したように感じてしまいましたwww。
そんなアホなことを考えていたからでしょうか
車内のカットがありませんでした・・・(T^T)
当時はフィルムだったので
天気が良くても車内は相当な明暗さがあって
露出設定が難しかった、デジタルのように試し撮りできなかった
いろいろ言い訳は思いつきますが
やっぱりダメ元でもシャッター切らなきゃ話にならないなぁ・・・
というわけで
再び新岐阜に戻ってきました。
駅前に出てみると
市内線の忠節からやってきた電車が到着するところでした。
サボは「新岐阜」の表示。
あれ?JR駅前まで行かないの?
休止になるのはもっと後だったようですが
JR駅前まで乗り入れていた電車は少なかったのでしょうか・・・。
この時は美濃町線だけの訪問でした。
この後
やはり揖斐線・谷汲線がなくなるということで
何度か岐阜入りしています。
もうちょっと過去ポジの整理が捗れば
それらのカットも出てくるはずなんですが・・・。
あぁ・・・もうちょっとお待ちください・・・汗。
1994年ころ
名鉄美濃町線 上芥見、
名鉄岐阜市内線 新岐阜駅前
canonEOS5 EF28-105mmF3.5-4.5 USM