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姫新線をゆく(15・完)最終コースは雪に彩られたレールと

さて
姫路から何度かの乗り継ぎと途中下車を繰り返してきましたが
いよいよ終点・新見を間近に捉えた最終コースの様子です。
実は津山あたりから
ずーっと雪がちらついていたのですが
「積もる」
という状態になってきたのは
中国勝山の前後あたりからでした。

日陰の道床はかなり真っ白。
トンネルも増え始め
こうなると雪国感がマシマシですね。

1駅目・月田。

かつては交換可能駅だったことが見てとれる駅でした。
乗降ともにゼロ。
2駅目・富原。

車両が止まる部分だけしか除雪されていない光景。
その恩恵に預かる人はいませんでしたが・・・。
3駅目・刑部。

難しい読み方ですね。
ここで交換のためしばしの停車。

交換相手の津山行きは
こちらと同じキハ120でした。
信号の青
前照灯の黄
尾灯の赤
モノトーンの世界がひととき華やぎました。

出発です。

この最後尾の窓ガラス。
暗くなってきただけでなく
後ろに舞い上がった雪がこびりついて
どんどん見通しが悪くなってきました。
目で見る分にはなかなか幻想的なんですが
いざ写真にしようとすると・・・(^ ^;;
難しいものです。
どんどん行きましょう。
4駅目・丹治部。

無人駅といえど
明かりを灯して待っていてくれる場所の存在って
なんだかとても温かく感じました。
5駅目・岩山、最後の途中駅。

今回あえて通り過ぎる駅全駅を収めましたが
どれひとつとして同じ表情の駅はありませんでした。
最後の途中駅は
飴色の照明が印象的でした。
最終コース、
ここの席だけ空いていたので
ちょっとワンカット。

この柄は関東では見たことなかったなぁ。
さて
なにやら照明が増えてくると
留置線が視界に入ってきました。

電化区間、ですね。
もう伯備線・新見駅の構内に入ってきたようです。

信号の数は要衝の証。
姫新線の終点・新見に無事到着しました。

いやぁ寒い寒い。
あちこちが凍りついていました。

あっという間に人は消え・・・

・・・たと思ったら
芸備線の列車も入ってきました。

こちらも最後尾は雪まみれ。
さて
姫路から158.1km、約8時間近い道のりを経て
姫路〜新見完乗です。

まだ17時台なのですがとっぷり真っ暗。
今日の行程はここまでです。
駅前の宿に泊まり
明日は早くに始動します。
なぜって?
そりゃもちろん・・・www

2022年12月18日
姫新線 中国勝山〜新見
canonEOS R5 RF24-105mmF4L IS USM

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