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気温5℃の音威子府にて(1)30年ぶりの再訪

今回の北海道旅行の目的のうちの1つ、
音威子府駅訪問の時がやってきました。

実はここ、ちょうど30年前にもお邪魔したことがあったのです。
その時のメインの目的は
翌年の廃止が決まった深名線訪問でしたが、
名寄発の1番列車に乗るために、
名寄に泊まらず、
夜行急行利尻で一旦音威子府まで行き、
宗谷本線の1番列車で名寄に戻るという
そんな行程をとっておりました。
時に1994年。
当時は
夜行急行も走っていたし
寝台車ももちろん繋がれていました。
楽しい道中だったなぁ、午前3時に降ろされなければw。
というわけで
懐かしさいっぱい。
駅舎内は・・・

あ、
あの木札、まだあった!

以前は急行と書かれていたところが
全て特急になってしまいましたね。
そういえば
以前はここに駅ネの人がいっぱいいたなぁ・・・。
(まぁその時は夜明け前でしたが・・・)

足の踏み場もなくてビビりましたっけ。
蕎麦屋さんのあったところのシャッターに「閉店」の文字。
前回来たときは営業開始前だったか・・・。

窓口をよく見てみると
鉄道の案内以上に
バスの案内が事細かに掲出されていました。

札幌・旭川行きのバスは予想できましたが、
枝幸って北見枝幸のことですよね?
どこからくるんだ?
と、拡大してよく見たら
枝幸→歌登→音威子府→札幌
鬼士別→浜頓別→音威子府→旭川
枝幸→歌登→音威子府→旭川
というルートでした。
なるほど、天北線&興浜北線のフォロールートか。
しかし
都市間バスもデマンドバスも
全て前日までの予約じゃないと乗れない。
足はあるけどなかなか自由自在、というわけには行かない。
だから
音威子府からオホーツク海に抜けるバスルートは
JR時刻表には記載がないのか・・・。
こういう現地情報はなかなか興味深いです。
行ってみなきゃわからない。
太川さんや蛭子さんがやっていたバス旅の
大変なところ&面白いところを垣間見たような気がしました。

ホームを見てみましょう。

独特の字体のボード、こちらも30年変わらず。

跨線橋に登ってみました。
30年前に来たときは
自分が札幌から乗ってきた急行利尻は2番線に到着、
これから乗る上り1番列車は1番線に待機していましたっけ。
反対側を見ると
かつての線路だらけだった構内が想像できる「余白」がたくさんありました。

ホームに降りてみましょう。

ここもサッポロビール、帰っちゃってました・・・。
先ほどの跨線橋はこんな感じでした。

それにしても・・・
やはり列車がいてこその駅。
さて
特急の到着を待とうと思います。

2024年10月20日
宗谷本線 音威子府
canonEOS R5 RF24-105mmF4L IS USM

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