E217系、クロスシートとロングシートと

JR東日本

1993年のE217系の登場当初は
まだ「近郊型」なんて言葉が残っていたのではないかと思います。
今は「一般型」なんていうよくわからない言い方になってしまいましたが
私が小さかった頃の図鑑には明確に
「通勤型」
「近郊型」
「急行型」
「特急型」
というような区分がしっかりとありました。
「通勤型」は4扉ロングシート、
「近郊型」は3扉セミクロスシート、
「急行型」は2扉クロスシート、
「特急型」は・・・扉数書いてあったかな???シートは転換クロスシート、
というようなものでした。
まだ今ほど頭が固くなかった私の脳味噌に刻まれたそれは
今でもしっかりと残ってるわけですが
その基本パターンを壊しちゃった車両が
このE217系だったわけです。

ロングシート化は113系時代から行われていたので
時代の流れかぁ的には思ってましたが
4扉にクロスシートを入れてくるとは思いませんでした。
それ以前は近鉄であったくらいでしょうか???
国鉄も計画だけはあったようですが・・・。
一応「長距離や観光のお客様向け」なる謳い文句で設置されたクロスシート。
E235系の時代になって
その謳い文句は外されちゃったわけです。
↑のような用途のお客様はWifiの設置された快適なグリーン車をご利用ください
ってなことなんでしょうか。
庶民はそう毎度毎度グリーン車にばかり乗ってなんかいられませんけど(^ ^;;
ま、確かに
今のクロスシートだと
先客がいたり、奥の席しか空いてない時って
座るのに躊躇する場面があります。
これが関西のような転換シート(パッタンパッタンと向きを変えるやつ)だったら
それほど抵抗感じないような気がするのですが・・・
ちなみにこれは西日本の新快速用225系の車内です。

まぁ
空いてりゃどんなシートも気分いいんですけどねwww

というわけで
クロスシートに座るには
遠出をしなけりゃ座れなくなる未来が来る
総武線沿線住民の愚痴ネタでしたw。
・・・話のネタに
上総一ノ宮から久里浜まで
このクロスシートで乗り通してみるかな・・・

2021年2月23日
総武本線 津田沼
2017年3月12日
東海道本線 米原
canonEOS R5 RF24-105mmF4L IS USM
canonEOS5Dmk3 EF24-105mmF4L IS USM

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