かもめ旅(5)干潮の有明海を眺めながら(1)

JR九州

あと数日で新幹線にバトンを渡す
長崎本線特急「かもめ」。
その最後の勇姿を見ようと
ようやくやってくることができました。
場所は多良と肥前大浦の中間。
地図で当たりをつけていた湾が入り組んでいるところ。
バス停で言うところの破瀬の浦という場所です。
到着早々のカットはこちら。

潮が引き、さながら泥沼のような湾に佇む漁船。
それを横目に振り子を効かせて走り抜けて行く
885系特急かもめ。
それにしても
有明海の潮の干満は激しいとは聞いていましたが
目の当たりにすると驚きますね。
こんなに完全に海水どっか行っちゃうんだ・・・。
さて
線路をくぐって反対側に行ってみましょう。
全然時間をチェックしていなかった普通列車がやってきました。

817系の2連でした。
電車です。
これが新幹線開業後にはディーゼルカーに置き換わります。
せっかく電化したのにもったいないなぁ・・・
まだ50年経ってないんでは?
そんなことを考えていたら
なんと!
この817系の後継としてここを走ることになる
YC1系の試運転を目撃することができました。

ドアの赤が目を引きますね。
エンジンと蓄電池併用のハイブリッド車だそうです。
なるほど
これしか走らなくなったら
高価な交流電化設備は必要ないか・・・。
この場所ではその交流電気が必要な787系も撮りました。

この列車は7両でしたが
8両編成を組んでいる列車もありましたね。
それだけ需要がある、ということか。
あぁ
この光景もあと数日なのか・・・。
さて
もうちょっと続きます。

2022年9月10日
長崎本線 多良〜肥前大浦
canonEOS R5 RF24-105mmF4L IS USM

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