上野駅、令和の地平ホームは今・・・

JR東日本

上野駅地平ホーム。
かつては
東北常磐上信越北陸の
ありとあらゆるところへと連れていってくれる数多の列車の出発点として
早朝から深夜まで
昼行夜行問わず
賑わっておりました・・・。

東北上越新幹線開業前から鉄道趣味にズッポシハマっていた年代は
まぶたを閉じれば当時の光景が死んでも浮かんでくることと思われますwww。

北海道の函館や
北陸の金沢まで新幹線網が伸びた令和の今
久々に
その地平ホームに行ってみました。
・・・ここ2年くらいコロのやつのせいで都内撮影できてませんでしたからねぇ・・・

今となっては一番東端に位置する
16・17番線ホーム。
かつては
スーパーひたち、フレッシュひたちが30分おきに出発する
新幹線以外で最も繁盛していた遠距離列車用ホームでした。

UTラインの開業後
常磐線のメインの出発点が品川に改められてしまってからはご覧の通りの閑古鳥・・・。
朝と晩にポツポツ忘れた頃に出発する程度になってしまいました。
この写真を撮った場所には
特急券確認用の中間改札がありましたっけ。
そして右側には有人の切符売り場もあったような。
今では同じような顔した通勤列車ばかりがやって来るようになってしまっていました。

尾久方では草ぼうぼうなこんな光景も・・・

まさか上野駅がこんな状態になろうとは・・・。
しばし絶句。

たまに
四季島やカシオペアといったスペシャル様がやって来たりはしますが・・・。
・・・それも毎日じゃありませんからね。
そのうち地平ホームが潰されやしないか、と
ちょっと個人的には危惧しているのですよ。
コロナと少子高齢化とテレワークの進展の影響で。
今以上に15両編成の通勤列車をガンガン走らせなくてもいい時代になってしまうんじゃないか、って。
う〜ん
暗いホームにいると暗いことばっかり考えちゃうな。
高架ホームにも行ってみましょう。

ちょうど品川行きのE657系が9番線から出発するところでした。

特急列車が
上野駅をわずか1〜2分の停車時間で
さっさと出発してしまう
・・・いまだに解せない光景ですわ・・・オジさんとしてはw。
上りは全部「上野行き」って光景を何十年も見続けていたので
半世紀以上生きて来た私のポンコツ脳は
どうやら拒否反応を示し続けているようです(^ ^;;
今のところ
上野駅を中間駅として運転している特急は
このE657系を使用した常磐特急ひたち・ときわのみですが
今後どう変化していくのでしょうねぇ・・・。
とりあえず
今の姿をあるがままに撮っておかねば
ですね。

2021年10月23日
東北本線 上野
canonEOS R5 RF24-105mmF4L IS USM

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