京成電鉄の都内の一大ジャンクション・京成高砂。
青砥から続いてきた複々線を
船橋・津田沼方面への本線と
成田スカイアクセスに続く北総線と
柴又を擁する金町線と
さらに車庫への線路と
なんと4方向へと線路を振り分けます。
以前は全て平面での分離でしたが
成田スカイアクセス=北総線周りの成田空港行き
が運行開始になるにあたり
4番線上で折り返し運転していた
金町線がネックになってしまったんでしょうね、
運転本数確保のために
金町線は本線系統とは分断された運転に切り替えられました。
そのため金町線は
本線上を覆うように新たに作られた
高架ホームに引っ越してしまいました。
それ以来
高砂を発車した列車は
しばし日陰を走ることに・・・。
で
そうなる前の
まだ駅成田方に陽が届いていたころのカットが出てきました。
まずは
今はなき初代3000系列の3200形。
![](https://i1.wp.com/railrailrail.xyz/wp-content/uploads/2020/06/D0000848-2.jpg?fit=800%2C534&ssl=1)
本線上と車庫の奥の方に白い顔が見えています。
車庫の奥から高砂始発西馬込行きとなる3200形が出てきました。
![](https://i0.wp.com/railrailrail.xyz/wp-content/uploads/2020/06/D0000851-2.jpg?fit=800%2C534&ssl=1)
3番線から本線へポイントを渡っていく
3700形の飛行機マーク付き特急。
始発駅はどこだったのでしょう?
![](https://i1.wp.com/railrailrail.xyz/wp-content/uploads/2020/06/D0000849-2.jpg?fit=800%2C534&ssl=1)
京急からやってきた東京都の5300形。
車庫に引き上げていく後ろ姿。
LEDでも飛行機マークを掲出していたんですね。
![](https://i0.wp.com/railrailrail.xyz/wp-content/uploads/2020/06/D0000852-2.jpg?fit=800%2C534&ssl=1)
最後は
当時の主役・AE100形によるスカイライナー。
当然本線経由でした。
![](https://i0.wp.com/railrailrail.xyz/wp-content/uploads/2020/06/D0000855-2.jpg?fit=800%2C534&ssl=1)
こうしてみると
撮影向きの光線状態のいい駅だったんですねぇ・・・。
残念ながら
この光線状態での撮影はもう出来ません。
金町線が上に乗っかっちゃいましたから。
初代3000形もAE100形も・・・。
もうすでに引退しちゃいましたから。
特別な日でも
特別な列車が走る日でもありませんでしたが
こういう普段の光景が愛おしくなる時がくるのですね。
写真は普段からマメに撮っておくものだ。
つくづく思い知らされたカットたちでした・・・。
1999年か2000年ころ
京成電鉄 京成高砂
canonEOS-3 EF70-200mmF2.8L USM
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