かつての北陸特急は12両編成でした。
481・485系の雷鳥やしらさぎは
グリーン車2両、食堂車1両を連ねる
今の時代から考えると
なんとも豪華な編成を組んでいました。
ひるがえって現代は
その時代を知っている者からすれば
ちょっと物足りなさを感じこそすれ
編成のスマートさや
増解結の臨機応変さでは
今の方が上を行っているのではないでしょうか。
グリーン車なんか横3列ですからねぇ。
![](https://i0.wp.com/railrailrail.xyz/wp-content/uploads/2023/12/IMG_4258-2.jpg?resize=800%2C534&ssl=1)
で、北陸特急です。
頭から尻尾まで
きっちりとした姿も撮っておきたいなぁ
ということで
北陸トンネルに程近い踏切で何本か撮ってみました。
まずはこちら。
![](https://i0.wp.com/railrailrail.xyz/wp-content/uploads/2023/12/IMG_4374-2.jpg?resize=800%2C534&ssl=1)
681系6両+3両の
両端が流線形になる
681系正統組成の「しらさぎ」です。
この写真では先頭側になっている
流線形が先頭の3両付属編成が省略されている「しらさぎ」を
ずいぶんたくさん見ました。
この編成を組んでこそ681系、だと感じました。
お次はこちら。
![](https://i0.wp.com/railrailrail.xyz/wp-content/uploads/2023/12/IMG_4378-2.jpg?resize=800%2C534&ssl=1)
683系4000番台による「サンダーバード」。
両端が貫通型になっているので
私のような年代だと
クハ481の200番台が先頭に立っていた
485系時代の雷鳥を思い出したりして。
そしてこの番台だけがシングルアームパンタのようですね。
他の写真も見比べたのですが
他の681系683系はみな下枠交差型のパンタでした。
総じて
今回見たのは
やはり9両編成が多かったかなぁ。
サンダーバードは増結された12両編成も多かったようですが。
![](https://i0.wp.com/railrailrail.xyz/wp-content/uploads/2023/12/IMG_4400-2.jpg?resize=800%2C534&ssl=1)
10両以上ともなると迫力が一味違いますね。
やっぱり特急というからには
長い編成を連ねて欲しいもの。
そこには
見た目のかっこよさだけでなく
その路線の需要の高さ
それに応えるだけの力
というものが感じられるからではないでしょうか。
ちなみに
この場所で反対方向を撮るとこんな感じでした。
![](https://i0.wp.com/railrailrail.xyz/wp-content/uploads/2023/12/IMG_4389-2.jpg?resize=800%2C534&ssl=1)
9両編成ギリギリのアングルでした。
後ろに映る白い高架は北陸新幹線。
時代の転換点の記録となる写真になりました。
尻尾までは入りませんでしたが
こんなアングルも撮ることができました。
![](https://i0.wp.com/railrailrail.xyz/wp-content/uploads/2023/12/IMG_4408-2.jpg?resize=800%2C534&ssl=1)
特急街道ならではの光景。
最後の栄華をしっかり堪能させていただきました。
2023年11月23日
北陸本線 南今庄〜敦賀
canonEOS R5 EF70-200mmF4L IS USM、RF 24-105mmF4L IS USM
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