深名線、1994年7月の思い出(3)名寄から朱鞠内へ

過去ポジ・深名線の旅・本編

深名線の旅、第3回目です。
1994年7月の記録です。
1回目と2回目はこちらから。
https://railrailrail.xyz/深名線、1994年7月の思い出(1)/
https://railrailrail.xyz/深名線、1994年7月の思い出(2)/
さて
今回は名寄から朱鞠内への車窓を中心に。
まずはスタート地点・名寄から。
駅員さんのお見送りを受けて出発!

写真から想像するに
一番東側の3番線から南に向かって出たようです。
さて
ここから進路を西に取り・・・

天塩弥生に到着。
あれ?1駅目の西名寄は???
調べてみたら停まる列車が朱鞠内方面行きでは1本しかなかったとか?
まぁ3本しか走ってなかったんですから
停まる列車に乗るのは至難の技だったのかも(^ ^;;
減速もしなきゃお初な旅行者は気付きませんわな。
名寄市街、と呼べそうなところを抜けると
一気に緑が濃くなりました。

夏の日差しが眩しい眩しい。
もうそこらじゅう窓全開。
さぞ気持ちのいい風が飛び込んでいたことでしょう。
最後尾からも撮っていました。

人がいそうな気配のない風景。
この辺りが一番駅間が長いところ。
15キロくらいあるそうですよ。

天塩弥生から15キロ先の北母子里に着きました。

お!
地元のお父さん乗車。
廃線間近の路線に乗った時
「鉄」ではない普通の地元の方が乗ってくる光景を見ると
ちょっとホッとしますね。
そして
これはおそらく進行左側の光景だと思うのですが
湖が見えて来ました。

朱鞠内湖です。
複雑に入り組んだ形をなすこの湖。
そのほとりにふさわしい駅に到着しました。

湖畔。
ずばりですねw。
ここまでで乗降(乗車)があったのは
北母子里のお父さん1人だけでした。
そのほかは我々のような物好きな連中数名のみ。
そんな乗客を乗せて
この列車の終点・朱鞠内に到着です。

なぜか本屋方ではなく
2番線に入線。
私はこのまま次の深川行きに乗って完乗する予定でした。
まぁ待ち時間はたっぷりたっぷり♪
どうしようかなぁ・・・と思っていたら
「(折り返しの名寄行きに)乗らないの?」と車掌さん。
聞けば、大抵の人は
「乗った!さぁ帰るぞ!」と
とっとと帰っちゃうそうで・・・。
私は奇異な部類に入るようでした。
確かに同じ列車に乗ってた人はみんな乗ってっちゃいましたね
折り返しの名寄行きに。
滅多に来れないところなのに
さっさと帰っちゃもったいないじゃん。
ねぇ?
というわけで
このあと少し朱鞠内近辺を彷徨うことになります。
それはまた次回の記事で。
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1994年7月
宗谷本線 名寄
深名線 手塩弥生、北母子里、湖畔、朱鞠内
canonEOS5 EF20-35mmF3.5-4.5、EF50mmF1.4 USM

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