早朝真っ暗闇の南海高野線に揺られて
終点・極楽橋までやって来ました。
普通はここでケーブルカーに乗りついで
山頂の金剛峯寺を目指すのでしょうけれど、
今回はそちらまでは参りません。
この通路の先にケーブルカー乗り場があるのですが・・・
これは駅というより
お寺の伽藍を繋ぐ回廊のよう・・・。
斜めから見るとますますお寺。
「ケーブルのりば」の案内がなければ
ここがどこだかわからなくなる人が出てきそうwww。
このままケーブルカー乗り場まで行ってみましょう。
奥に見えているのがケーブルカー車両じゃなくて
阿弥陀如来さんだったら
「ここはお寺の本堂です」
と言ってもいいくらいの煌びやかさでした。
このようなコーナーもあって
ますますお寺の境内としか思えなくなって来ました。
天井はもう完全に本堂。
このような設えの場所に
鉄道車両がいること自体が不自然に感じて来ました(^ ^;;
さて
車両にも目を向けてみましょう。
極楽橋と高野山を結ぶケーブルカー。
最新の車両ですね。
それでも
高野線の車両に比べて明らかに定員が少ないですから
こんな注意文も掲出されていました。
参詣客の多さが伺えます。
現にこの早朝でさえ
高野線の発着とはリンクしない時間も頻繁に運転されていましたから。
さて
再び高野線ホームの方へ行ってみましょう。
先ほどはサラッと通り過ぎてしまいましたが
高野線の行き止まり部と駅事務室の間のコンコース、
ここにもすごい天井が鎮座しておりました。
いやぁ・・・
この空間に仏像がいらっしゃらないのが不思議に思えるような空間。
はじまりの天井絵巻、というのだそうです。
今回金剛峯寺までは登りませんでしたが
なんだかすっかり参拝した気分になって来てしまいました。
さてさて
ここで折り返すにあたって一度改札を出たのですが・・・
・・・つづく・・・((((;゚Д゚)))))))
2023年1月15日
南海高野線 極楽橋
canonEOS R5 RF24-105mmF4L IS USM
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