開業100年を超える海神駅の跨線橋は地元愛に溢れていた

京成
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「海神」と言っても
ネプチューンやポセイドンのことではありませんw。
京成本線の船橋駅の1つ上野寄りにある駅のことです。
特急や快速といった優等列車は停まらないので
もしかしたら知らない人も結構いたりして。
そんなちょっとおとなしめな駅なんですが、
先日、海神駅手前の桜が気になって途中下車した際に
跨線橋の中がとんでもないことになっていることに気づきました。
それがこちら。

絶妙なライティングの妙もあって
さながら博物館の展示スペースのよう。
一体何が・・・?と思ってよくみると、

千葉県中山町及葛飾村鳥瞰
とありました。
よーくみると
真ん中あたりに京成
下の方に国鉄
であろう線路らしきものが描かれています。
家よりも田んぼや松の木が幅を利かせているように見えます。
そしてこの右側には・・・

千葉県船橋町鳥瞰図
とありました。
おそらく1枚目の続きでしょう。
上の方に国鉄船橋駅
真ん中あたりに京成船橋駅がわかります。
2つの駅と千葉街道の間に船橋という街が栄えていますねぇ。
下の方には港と
四角く区切られているのは塩田でしょうか?
さらにその右側には・・・

船橋市全図。
こちらはかなり昔の地形図でした。
国鉄総武本線はほぼ田んぼの中を走っていますね。
まだ西船橋駅の影も形もありません。
京成西船がまだ葛飾なのが懐かしく感じます。
それにしても
海が近かったんですねぇ。
埋立予定地という言葉が
まだまだ発展途上な時代だというのを物語っていると思います。
さらにドンつきの壁には・・・

海神駅の歴代の写真が展示されていました。
近寄ってみると・・・

一番左上の光景は記憶にありますが
それ以外は私の知らない世界w
地元民ではない私でも「へぇ〜・・・」と見入ってしまうんですから
長年この地に住まっている方だったら
「おぉ懐かしいなぁ・・・」と
さらにまじまじと見入ってしまうことでしょうね。

駅の跨線橋。
ともすると
なんだかよくわからない広告で
無機質になっていることが多々ありますが、
こういう活用方法があると
地元の駅・自分の駅に対する関心・愛着が
自然と増していくのではないでしょうか?
私の地元の駅でもやっていただけないかなw
そんな羨ましさも感じた
開業から100年以上の歴史を誇る
京成本線海神駅の跨線橋でした。

蛇足ですが
列車接近案内のメロディが
海のトリトンのオープニングテーマでした。
電車でなくイルカが来ちゃったら面白いかも?(おいおい)

2025年3月27日
京成本線 海神
canonEOS R5mkⅡ RF24-105mmF4L IS USM

#京成電鉄
#海神駅
#跨線橋
#RAILRAILRAIL

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