名鉄美濃町線、1994年の思い出(3)

名鉄美濃町線

美濃町線の旅、最終回です。
廃止予定の末端区間・新関〜美濃の乗車を終え
新岐阜に戻ります。
先ほどは一目散にやってきてしまったので
どこかで降りてみましょう。

なんてことない道端の駅、
上芥見で降りてたようです。

都会ではないところで見る併用軌道。
古い写真では
昔はあちこちに存在していたことを教えてくれていましたが
いざ現代のホンモノを目の当たりにすると
感動を通り越してビビりますwww。
いずれこのカットも
あぁ20世紀っぽい写真だねぇ
などと言われるようになるのか・・・。
センターラインもないような道路に
路面電車が走っている。
その不思議な光景の中を
新関行きのモ880が去って行きました。

しばらくすると新岐阜行きがやってきました。
おぉ
乗りたかったモ600です。

しかし見れば見るほど馬ヅラ・・・
いやいや、細身のスリム電車w。
屋根上の四角い箱はクーラーのように見えますが
床下に収まらなかった抵抗器等の機器ではなかったかと。
乗車すると転換クロスシートに座れましたが
確かあちこちの窓が開いていたと記憶しています。
しかし
こんなに幅の狭い電車なのに
1+2ではありますが
転換クロスシートを装備した電車をこしらえる。
登場当時は転換クロスシート装備車が大多数だった名鉄としては
至極当たり前の選択肢だったのでしょうか。
こんな末端区間まで当時の企業ポリシーが行き渡っている、
なんかしっぽの端っこまであんこびっしりの鯛焼きのように
ものすごく得したように感じてしまいましたwww。

そんなアホなことを考えていたからでしょうか
車内のカットがありませんでした・・・(T^T)
当時はフィルムだったので
天気が良くても車内は相当な明暗さがあって
露出設定が難しかった、デジタルのように試し撮りできなかった
いろいろ言い訳は思いつきますが
やっぱりダメ元でもシャッター切らなきゃ話にならないなぁ・・・

というわけで
再び新岐阜に戻ってきました。
駅前に出てみると
市内線の忠節からやってきた電車が到着するところでした。

サボは「新岐阜」の表示。
あれ?JR駅前まで行かないの?
休止になるのはもっと後だったようですが
JR駅前まで乗り入れていた電車は少なかったのでしょうか・・・。

この時は美濃町線だけの訪問でした。
この後
やはり揖斐線・谷汲線がなくなるということで
何度か岐阜入りしています。
もうちょっと過去ポジの整理が捗れば
それらのカットも出てくるはずなんですが・・・。

あぁ・・・もうちょっとお待ちください・・・汗。

1994年ころ
名鉄美濃町線 上芥見、
名鉄岐阜市内線 新岐阜駅前
canonEOS5 EF28-105mmF3.5-4.5 USM

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