まだまだ続きます、深名線探訪シリーズ。
第5弾となりました。
今までの記事は↓をご参照ください。
https://railrailrail.xyz/深名線、1994年7月の思い出(1)/
https://railrailrail.xyz/深名線、1994年7月の思い出(2)/
https://railrailrail.xyz/深名線、1994年7月の思い出(3)/
https://railrailrail.xyz/深名線、1994年7月の思い出(4)朱鞠内駅うろうろ/
さて
名寄側から入って来た深名線の旅。
運転系統が途切れる朱鞠内で一旦停止です。
多くの人は
乗って来た列車の折り返しに乗って
とっとと名寄に戻ってしまうとか。
あなたはそうじゃないのか?
車掌さんに問われて初めてその行動パターンを知りました。
私はむしろ
待ち時間に写真撮ったり色々楽しみたい派なので
はなから5時間待ちの行程を組んでいました。
で
まずは
その名寄に帰って行ってしまう列車をどこかで撮ろう!
と、名寄方向の線路沿いに歩き始めました。
すぐ行き当たった踏切から2カット。
![](https://i0.wp.com/railrailrail.xyz/wp-content/uploads/2021/01/D0005359-2.jpg?resize=800%2C534&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/railrailrail.xyz/wp-content/uploads/2021/01/D0005357-2.jpg?resize=800%2C534&ssl=1)
1カット目は望遠側を使って2番線に停まるキハ53を撮ってました。
2カット目は広角側を使って腕木式信号を入れていました。
・・・まだ腕木式、あったんですね。
ちなみに撮影は1994年7月です。
これだけでは飽き足らず
さらに歩っていたようです。・・・さすが20代の自分(^ ^;;
辿り着いたのは、駅が見下ろせる小高い地点。
![](https://i0.wp.com/railrailrail.xyz/wp-content/uploads/2021/01/D0005361-2.jpg?resize=800%2C534&ssl=1)
北から南を見ています。
駅西側には集落が見えますが
駅東側は原野のままのようです。
こういう光景、
たくさんあったんでしょうね。
この頃北海道では
もうすでに多くのローカル線が廃止になってしまっていましたが
深名線だけでもこういう光景を見れたことに
幸運だったなぁと
四半世紀を経て改めて思いました。
あ、動き始めました。
![](https://i0.wp.com/railrailrail.xyz/wp-content/uploads/2021/01/D0005364-2-1.jpg?resize=800%2C533&ssl=1)
2番線から出る名寄行きは1日これ1本のみ。
これもまた貴重な光景。
これだけのローカル線で踏切に引っかかる可能性も無茶苦茶低いだろうに・・・。
これもまた貴重な光景?www。
さぁ列車はいなくなってしまいました。
どうすんべ?
若かった私は
どうやら深川寄りの隣駅まで歩いてしまったようです。
この後乗る列車は深川からやってくるのがわかってましたから、
どうせだったら1駅でも多く乗ってしまおう!
そう考えたんではなかろうか、と。
約3キロ。
・・・今だったらやるかな・・・汗。
歩き始めると色々出て来ます。
まずはこれ。
![](https://i0.wp.com/railrailrail.xyz/wp-content/uploads/2021/01/D0005374-2.jpg?resize=800%2C1199&ssl=1)
冬季通行止めの踏切の案内。
これ、郡山在住時(2017〜2019)に磐越西線沿線でもよく見ましたわ。
その時も「どこかで見たよなぁ・・・」とは思ってたのですが
実はこんなところでこんな昔に見ていたんですね。
磐越西線と深名線じゃ沿線人口全然違うと思いますが
踏切がある限りはこのご案内が必需品なんですね、雪が多いところでは。
そして雪覆い?のついた朱鞠内トンネルへ。
![](https://i0.wp.com/railrailrail.xyz/wp-content/uploads/2021/01/D0005375-2.jpg?resize=800%2C534&ssl=1)
この辺りは道路と線路は少し離れてしまっていました。
歩道スペースが狭かったのですが
車が全然来なかったのでちょっとホッと。
で
3キロ歩いて辿り着いたのがここです。
![](https://i0.wp.com/railrailrail.xyz/wp-content/uploads/2021/01/D0005376-2.jpg?resize=800%2C534&ssl=1)
共栄駅。
駅全体はこんな感じでした。
駅というよりは仮乗降場のまんま、という感じですね。
あ、若かりし頃の変なおっさんが1人写ってますがお気になさらぬよう・・・(^ ^;;
![](https://i0.wp.com/railrailrail.xyz/wp-content/uploads/2021/01/D0005379-2.jpg?resize=800%2C534&ssl=1)
前回のダイヤ改正あたりから
こんな感じの駅の廃止が続いています。
まぁ見ての通り民家なんか見当たらない場所も多いでしょうから
昨今の情勢下では廃止やむなし・・・でしょうか。
国鉄からJRに変わって
そもそものお役目が変わってしまいましたからねぇ・・・。
どちらにしても
こんな感じの駅での乗車体験、貴重なものだと感じています。
炎天下を歩き
ビチャビチャになったシャツも乾こうかというころ
深川からの朱鞠内行きがやってきました。
![](https://i0.wp.com/railrailrail.xyz/wp-content/uploads/2021/01/D0005380-2.jpg?resize=800%2C534&ssl=1)
この列車も空いていました。
さぁ
進路はこちら。
![](https://i0.wp.com/railrailrail.xyz/wp-content/uploads/2021/01/D0005377-2.jpg?resize=800%2C534&ssl=1)
再び朱鞠内めざして北上します。
あともう1回、つづく!
https://railrailrail.xyz/category/過去ポジ・深名線の旅・本編/
1994年7月
深名線 朱鞠内〜湖畔、朱鞠内〜共栄、添牛内〜共栄
canonEOS5 EF28-105mmF3.5-4.5 USM、EF200mmF2.8L USM
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