かつて「地下鉄漫才」という
一世を風靡した漫才が流行っていたことをご存知の方は
まぁそれなりにお年を召した方だと思いますが(自分もそうですがw)、
この鉄橋を通るたびに
私はその漫才を思い出してしまうのでした。
「地下鉄ってどっから入れたんでしょうねぇ?」
というフレーズのアレです。
春日三球さん・照代さんという夫婦漫才コンビ。
1970年代に前述の漫才で大人気を博していました。
そんな折
この鉄橋上で竜巻に遭ってしまった5000系が横転してしまう
という事故が発生してしまったのです(1978年)。
まぁ今のご時世だったら不謹慎とされるのでしょうけれど
当時は
地下鉄が地上にいた
ということで
「だから地下から出ちゃだめって言ったのに・・・」
なぁんてフレーズで笑いをさらっていましたねぇ・・・。
その漫才を聞いていた多くを占めるであろう「鉄ではない方」にしてみれば、
確かに地下鉄が地上にいるって変だよね
と思ったことでしょうね。
当時はさらに川下の京葉線や
すぐ脇の清砂大橋もなく
一番風にさらされる場所を走っていたのが東西線でしたからねぇ。
今以上に風の被害は受けやすかったものと思われます。
で、
その鉄橋のすぐ脇に清砂大橋ができてから
撮りたかった写真があったのですが
今回ようやく念願叶いました。
東西線が走る鉄橋を南側から見下ろす構図。
西葛西のあたりがまだ駅もなく半湿地帯のような状態で
東西線は東京湾の淵を走っている、
首都高中央環状線なんか影も形もない、
そんな時代から
向こう側から見たらどんなだろうか?
小さかった頃からずーっとそんなことを考えていたのですが、
還暦間近になってようやく夢が叶ったかたちです。
街は変わるなぁ。
そう思いながら清砂大橋完歩しました。
まだまだ見たい光景はたくさんたくさん。
歩きじゃなきゃ行けないところも多いので
がんばって歩きますw。
2024年9月24日
東京メトロ東西線 南砂町〜西葛西
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