JRバス関東・白棚線、6/30で一部専用道廃止

レポート

JRバス関東・白棚線の専用道区間の一部が廃止、ルート変更が行われる
このことを知ったのは半月くらい前だったでしょうか。
かつては国鉄白棚線だったところ。
白は白河の白
棚は磐城棚倉の棚
東北本線と水郡線を結ぶ路線でしたが
戦時中に不要不急路線として休止。
そのまま鉄道としての復活は叶わず
線路敷をバス専用道にして
国鉄バスとして復活。
そしてJRバスとなって今に至る
という感じでしょうか。
いわばBRTの先駆け?
以前郡山在住時(2017〜2019)に
どんな感じなのかなぁ、と
ドライブがてら観察に行ったことがありました。

その時は全然記録してなかったんですよねぇ・・・。

今回ちょっと思い立って再訪。
白河側から辿って行ったのですが
最初に専用道だと分かったのは
関辺のバス停付近でした。

ホームのように道路から一段高くなっているバス乗り場。
白河方を背に棚倉方向を向いて撮っています。
回れ右してみましょう。

今度は白河方を向いています。
白河方面からここまでは国道を走ってきて
ここから旧線路敷の専用道に入っていきます。
専用道入口はこんな感じ。

道路標識をアップで見てみましょう。

進入禁止の標識。
路線バスを除く、とあります。
つまりそれ以外は入っちゃダメ、ということ。
バス専用道の証ですね。
こんな写真を撮っていたら棚倉行きがやってきました。

ここで専用道に入ってきましたが・・・

降りる人も乗る人もいないからか
減速せずそのまま通過。
専用道に突っ込んでいってしまいました。

よし
この先も見てみよう。
ということで進んでいったら
意図してなかったのですが先回りしたようになってしまいました。
今度は専用道から出てくるシーンを見ることができました。

高木と三森の間の
国道289号線に合流せんとする場所です。
結構通行量が多いので
なかなか合流できずにいました。
あとでよく調べてみたら
今も専用道で残っているのは2区間あって
その東側にあたる表郷庁舎前〜三森の1区間が廃止、
国道経由に改められるようです。
そうすると
先ほどのような国道への合流で待たされる
ということもなくなるのでしょうね。
見た感じ田んぼの中の築堤をいくようなところもありましたから

昨今の災害及びその復旧等を鑑みたら
今後維持管理が負担になりそうだ、というのは
容易に想像できました。
国道だったら国がお金を出して復旧させるでしょうけれど
さすがにこっちはやってくれないでしょうからねぇ・・・。
その後磐城棚倉の駅まで行ってみました。

さっき見た時は学生さんも5〜6人乗っていたようでしたが
駅よりも手前で降りてしまったようです。
静かな駅前。
通勤通学時間帯はどうなんだろう?
また見にくるか。
いや、今度は乗ってみよう。
そんな野望が沸々とw。

2024年6月27日
JRバス関東白棚線 関辺、高木〜三森、磐城棚倉
canonEOS R5 RF24-105mmF4L IS USM

#JRバス白棚線
#バス専用道
#RAILRAILRAIL

コメント

  1. hayakaze より:

    hayakazeと申します。

    JRバス関東白棚線は、2023年に乗りました。
    身内に不幸があり、葬儀に参列した後、どうしても東京の自宅に戻る必要があり、磐城棚倉駅から新白河駅までバスを利用しました。当初は最寄の駅から水郡線経由で帰ろうかと思っていましたが、既に東京に戻れる列車は無く、従姉に車で送ってもらいなんとか間に合った次第です。夜遅い時間だったこともあり、途中の磐城金山あたりからはほぼ貸切状態でした。

    また、その一年前には伯父(元国鉄職員)夫妻と早世した従兄に線香をあげるため福島に行った際、新白河駅からレンタカーを利用して白棚線専用道路の写真を撮りまくりました。

    バス開業当初は「国鉄白棚高速線」と呼ばれていたとのこと。地元在住であった叔父(こちらも元国鉄職員)は白棚線がツーマンだった頃の車掌からバス一筋で、最後はJRバス関東某所の現場の所長を勤めて退職しました。二人の「おじ」も既に鬼籍に入っていますが、甥である私が国鉄職員になった際にはとても喜んでくれました(国鉄最後の日に私は退職しましたが…。)。

    余談ですが、未だに、何故白棚線(白河営業支店)が「JRバス関東」に属しているのかは謎です。

    • oridon より:

      hayakazeさん
       白棚線、乗られましたか。
       ここ最近話題になったのは専用道廃止の知らせが出回ってからですもんね。
       私も7年前の郡山勤務時代から気になっていたのですが
       なかなか足が向いていませんでした。
       もう1区間が残っているうちに再訪せねばと思っています。