かもめ旅(20)さらば長崎!特急かもめの車窓から(2)

JR九州

西九州新幹線開業直前の長崎本線を見に行く旅。
とうとう長崎を発って帰路に着きます。
その1番手は787系の特急かもめでした。

長崎を出発すると
すぐに次の停車駅・浦上に停まります。

おぉ
交換相手は
これもまた今回の新幹線開業の煽りで
長崎にやってくることができなくなる415系でした。
浦上を出発するとすぐにトンネル。
俗にいう新線区間ですね。
そこを抜けると
これまた新幹線停車駅となる諫早でした。

あ、また415系がいたw。
長崎からここまでは
長崎本線を行く列車と
大村線を行く列車が通るので
今でも結構な本数が運転されています。
9月23日以降在来線特急かもめがこなくなると
在来線ホームはちょっと寂しくなりそうですね・・・。
さて
諫早というと干拓で色々と揉めてましたよねぇ。
その問題となった光景が車窓に現れました。

これに限りませんが
納得いくまでの議論って必要だと思いますよぉ。
今の偉い立場と言われる方々って
とことん丁寧な説明とやらが降格級の出来栄えですからねぇwww(おいおいおい)
しれっと
今度は対岸の雲仙が見えてきました。

かつて大きな災害を引き起こした活火山。
こうして見る分にはキレイだなぁで済ませられますが・・・
日本はそういう環境と隣り合わせの国なのだ
そのことを忘れてはいけないと再認識させられました。
長閑な里山光景を抜け・・・

おととい待ちぼうけを食らった無人駅を通過し

2日にわたって撮らせていただいた破瀬の浦をあっという間に駆け抜け

海が見えなくなってきたなぁ・・・
と思ったら
おととい下車した肥前鹿島に到着しました。

待っていたのはこちらと同じ787系でした。
今後は
「かもめ」ではなく
「かささぎ」なる新たな特急の始終着駅となります。
新幹線ルートから外れてしまった鹿島市が頑張った成果だと聞きました。

今後の動向に目が離せませんね。
さて
佐賀県内、田んぼがキレイな光景が続きます。

佐世保線と合流する肥前山口。

どうなる?な佐賀。

旅路は順調なジョイント音を奏で
鹿児島本線と合流する鳥栖につきました。

車窓から見える乗降の状況を見る限りでは
新幹線接続駅の新鳥栖よりも
従来からの幹線駅鳥栖の方が
人の気配というか賑やかさが
うわまわっているように見えましたが・・・さてさて。
というわけで
あっという間の約2時間。
終着・博多に到着です。

見たらなんとクモロ787のトップナンバー!
ホンマモンの30年選手にエスコートされた旅路でした。
といういいご縁をいただき
いよいよ東京まで一直線なのぞみに乗り換えです。
・・・「さくら」だったら寝っ転がって乗り換えなしだったのになぁ・・・
かもめ旅、あともうちょっと続きます。

2022年9月12日
長崎本線 特急かもめ6号車中
canonEOS R5 RF24-105mmF4L IS USM

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