1つ前の記事で
1997年に役目を終えた先代・3代目室蘭駅舎にお邪魔しました。
歴史ある重厚な駅舎でした。
で、
お次は現役の4代目室蘭駅に行ってみようというところです。
3代目の駅から東室蘭方に1.1km。
ちょっと離れたところに鎮座していました。
こぢんまりとしたした凝ったデザインの駅。
先代の駅と同じ表札を掲げているのが不思議に感じるくらい
イメージが全く異なる駅舎でした。
中に入ってみました。
真っ先に目に入ってきたのがコレ。
室蘭駅無人化のお知らせ。
北海道に渡る前から知ってはいましたが・・・
そうか、今月からだったか・・・(ちなみに訪問時は10月21日)。
北海道外でも名の知れた大きな町だと思っていたのですが
イメージとは裏腹な現実がある、ということでしょうか。
改札の右にブラインドが降ろされた窓口跡。
写っていませんが左に券売機がありました。
この時、背後で聞こえたご婦人方の会話。
「あのぉ・・・切符の買い方、教えていただけませんか?」
「あぁ、はいはい」
おそらく・・・
・今までは窓口で買っていた
・最新の券売機わけわからん
のどちらか、もしくは両方?
無人駅になってから初めての乗車だったのかも知れません。
鉄な人間からしたって多機能券売機はなかなかの強敵ですからねぇ・・・。
無事に買えたかどうかは見届けませんでしたが、
これで列車に乗るのが億劫になって乗らなくなる
という方に行かなければいいなぁと思いつつ・・・。
改札を入ってからホームまでは
このスロープ状の長い通路が続いていました。
そして風防のドアを開けてようやくホーム到着。
あぁ、なんてシンプル。
1時間に1本ではこれでも十分すぎ、か。
ホームから改札に帰ってくると・・・
もう完全に無人駅。
後ろの「改札は10分前」はもう死語の世界ですね。
隠すか外すかすればいいのに・・・。
遅れずにホームに入って乗り遅れないようにするのも自己責任。
改札が開いたからそろそろ行くか・・・というペースに慣れている人には
なかなかな変革だろうと思います。
駅構内には
駅前から発着するバスの案内もリアルタイムで表示されていました。
ありゃ・・・
バスの方が本数も多いし
行き先も豊富だし
鉄な私でもバスの方が便利そうだと感じましたわ。
ここ室蘭でも先ほど立ち寄った母恋でも
駅の中で列車を待っている人よりも
駅前のバス停でバスを待っている人の方が
圧倒的に多かったです。
それだけバスの方が重宝されているのか、
それとも
鉄道でなければ行けないほど遠くまで行く人が少ないのか・・・。
たかだか「旅行者の目線レベル」ですが
車両がどうこう、というより
やはり使いやすいダイヤかどうか、
乗り易い環境かどうか、だよなぁ。
特急すずらんに絡む変化(特急ガラガラ、バス大盛況)といい
大丈夫か?北の鉄路・・・。
2024年10月21日
室蘭本線 室蘭
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