旧名寄本線上でキマロキ5両編成を見た

JR北海道

2024.11.16

廃止された深名線の跡をたどって名寄駅にやってきました。

立派な駅ですね。
ただ
列車発着のタイミングではなかったようで
構内はガラガラでした。
が、
次発の案内が快速や特急であるところが
基幹駅の矜持か。

待合室も誰もおらず・・・。

でも
おかげでこれに気づくことができました。

いろはカルタみたいになってるようですね。
「き」が「キマロキブラック」ってカッコよすぎw。
そう、
名寄に寄ったのはそれを見るためでもあるのです。
キマロキ。
SL排雪列車の別称。

丘の上に鎮座しておりました。
近寄って見ましょう。

こんな堂々とした案内板、そうそうないぞw。
裏に解説がありました。

「キ」機関車
「マ」マックレー車
「ロ」ロータリー車
「キ」機関車
・・・あれ？最後尾の「ヨ」は・・・？
ま、それは置いといて。
先頭から見て行きます。

機関車9600形。

マックレー車。

ロータリー車。

機関車D51形。

そして最後のヨ。

この編成が爆煙巻き上げて雪も巻き上げて疾駆していたのかと思うと
感慨深いですね。
昨今の温暖化を考えると
この車両たちが現役だった頃は今よりも積雪多かったんでは？
カッコいい、だけでは済まされない
過酷さがあったのだと思います。
暖かい千葉生まれの自分の想像の及ぶところではないと思いますが・・・。

あとで調べてわかったのですが
保存されているこの場所、
かつての名寄本線の本線そのものだったところだそうで。
確かに線路の先に廃線跡とおぼしい風景が繋がっていました。